2011年2月11日金曜日

Yellow Pages と 10 minute mail

先日地方版に、サンフランシスコ市が電話帳(イエローページ)の配布は事前に
相手に許可を取ることを業者に義務付ける条例の検討を始めた事を書きました。
SF:電話帳の配布を禁止か « シリコンバレー地方版
これについてイエローページでは、「オプトアウトの手段を用意したから、オプ
トインは必要無い」と反論したのですが、どうやらそのオプトアウトページが本
格稼働したようです。GIZMODEで紹介されていました。

「家に電話帳を送ってくれるな」という人は以下のページからオプトアウトを申
請することができます。

http://www.yellowpagesoptout.com/

住所を入力するとその地域に配布されているイエローページの一覧が表示されま
すので、配布して欲しいものだけ選択するか、または全部不要とすることができ
ます。ちなみに私の住所ではなんと7冊も(周辺のエリア別、職業別など)もあ
りました。通りで捨てても捨ててもどこからともなく出てくるはずです。

で、このオプトアウトなんですが、申請するためには住所氏名を入れてアカウン
トを登録しなければいけません。住所を入れるのはここへの配達をやめてくれと
いうのですから仕方ないとしても、アカウントの作成にメールアドレスを必須と
しているところが気になります。登録時には、このメールアドレスに送られてく
る確認用メールのパスワードが必要となるため、いい加減なメールを入れるわけ
にもいきません。

なるほど、紙のSPAM攻撃を受けない代わりにメールのSPAMを受け取らせる作戦で
すね。

こんな時に便利なのが、一時的に暫定メールアドレスを発行してくれるサービス
です。この無料サービスでは、アクセスするとランダムな暫定メールアドレスが
発行され、最初にアクセスしてから10分間だけはこのアドレス宛のメールをペー
ジ上で確認することができます。10分後にはそのメールアドレスは無効となり、
他の人に見られる心配もありません。

http://10minutemail.com

今回はここで、メールアドレスを作ってYellowPages に登録。すぐにパスワード
を確認して、オプトアウト処理を無事終了させることができました。もちろん、
イエローページが後からこのアドレスにSPAMを送っても私のところには届きません。

この、暫定メールサービス。色々使えそうですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿