2011年2月10日木曜日

twitter と facebook


最近、インフォグラフィックというのが流行っているのか、よく見かけます。

正しい定義は知りませんが、私の理解では「ある事柄について、図表を使って上
手に説明した画像。」です。別に目新しくもないし、日本の学校教科書や百科事
典などは素晴らしいインフォグラフィックの宝庫だと思うんですが、最近の技術
のおかげで素人でも格好いいのを作り易くなったせいでしょう。

添付したのはたまたま見つけた、2010年のtwitterとfacebookのユーザ分布を
扱ったインフォグラフィックです。

どちらも急成長すぎて、引越し準備中です。facebookはメンロパークの旧サンマ
イクロキャンパスに移転が決まりましたが、twitterはサンフランシスコ市が
「ちょっと待ったァ」をかけているので、どうなるのでしょうか。聞いた話で
は、ファウンダーの二人がSFの自宅から通勤に便利な場所から移動したくないと
いう内情があるらしく、サウスベイへの引越はなさそうです。

さて、インフォグラフィックを見てみると、違いが顕著で面白いのは:

ユーザ総数:
facebook:5億人、twitter:1億人
すごい数字ですよね。どちらのサービスも技術的にはそんなに抜け出た凄いこと
をやっている訳ではないのですが、ローンチしたタイミングでこのユーザ数が資
産です。もっと凄いサービス、便利なサービスを作ることはできても、後発でこ
のユーザ数を超えることは難しい。
逆に見ると、「あなたのフォロワー、friendsごと、自動で引越しできます」と
いうより便利なサービスができてしまったら、引き止める力は弱いという弱点も
あるんですね。

認知度:
facebook: 88%, twitter: 87% でほぼ同じ。
どちらか一方しか知らないという人はあまりいないのか、いるけど人口比がたま
たま同じなのか。

自分のステータスを毎日更新する:
facebook: 12%, twitter: 52%
ま、twitter はそのためにあるようなツールですからね。facebook はゲームや
友人との連絡専用という人もいます。

13才から17才のユーザ:
facebook: 11%, twitter: 4%
ティーンにはまったく人気の無いtwitter。うちの次女も興味ナシです。若い人
はより、リアルタイムに反応があるサービスのほうが好きなんでしょうね。


アップルもグーグルも取れなかった市場を独占するソーシャルメディアの二大巨
頭。直接対決はあるんでしょうか。facebookのステータス機能はある意味、
twitterの機能をカバーしていますが、だからと言って両方やっている人が、
facebookのみにするケースは少ないようです。

伝搬範囲が友人知人のみであるfacebookと、会ったこともない知らない人とつな
がるtwitterとの違いでしょうか。

では!


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